INTERVIEW
Interview
営業部 / 古澤 周作
大学院修了後、外資系石油掘削会社で機械設計を担当。業界不況によるリストラを機に大学研究室勤務と起業を経験したのち、2024年4月クールレントへ入社し、営業を担当している。
新卒では外資の石油開発会社シュルンベルジェで機械設計を担当しましたが、シェールガスで業界が冷え込んだ頃にリストラを経験しました。
その後は大学の研究室で働きつつ、知人と3人でビジネスを立ち上げましたが3年ほどで行き詰まりました。その事業が実質的にストップして1年くらい経った頃、ちょうどいろいろと迷っていたタイミングで栗橋(現クールレント取締役)から声を掛けてもらい、2024年4月に入社したという流れです。
正直、ビジネスモデルや社風はまったく別物です。
ただ大型のクレーンやホイストでないと持ち上げられないような「でかくて重いもの」を扱うという共通点はあるかもしれません。専門が機械工学ということもあり、感覚的に興味が湧く対象だったのかもしれません。
営業を担当しています。プロマネ寄りの技術営業という感じです。スーツを着てお客さんのオフィスを訪問することはほとんどなく、日々作業着を着て現場を回っています。お客さんはメーカー工場などが多いので、そういった工場やクールレントの倉庫にいることが多いです。
問い合わせを受けたら①現場ヒアリング②機種選定③企画・提案および見積書作成④契約⑤ロジスティック調整⑥搬入・設置、試運転といった流れで動きます。これらは技術チームと連携しながら行うのですが、営業担当も既設設備の電源・配管を確認したり、配置図を描いたりすることもあります。
お客さんから「チラーを借りたい」という要望をいただいても、要求仕様や設置環境が毎回違うため「はい、分かりました」とすぐ納品することはできません。
一方で、「生産が止まって困っている」というような緊急事態である現場も多いので、スピード感をもってチラー運転を実現することが求められる仕事です。
営業職であっても冷熱計算や電気・配管の基礎を押さえていると、テンポよく話を進めることができ、価値につながると感じてます。
まずは問い合わせが起点になります。
Step1:ヒアリング
電話やメールで状況をヒアリングし、ざっくり仕様とスケジュール感を共有。
Step2:現地調査
技術チームと現場へ行き、求める冷凍能力や電源、配管、設置スペース、搬入経路などをチェック。
Step3:見積作成・提案・契約
現地調査に基づき、レンタル品の構成を決めて、お見積り作成およびご提案。
Step4:搬入・立ち上げ
OKを頂いたら物流や人員手配を進め、平均2〜3週間程度でチラーを納入。設置後の試運転でチラーが正常に機能することを見届けます。
Step5:レンタル期間中のフォロー
レンタル期間中に発生した異常やトラブルに対してリモート/現地対応をします。
Step6:撤去・メンテナンス・部品調達
期間終了後はレンタル品を撤去します。帰ってきた機器を洗浄・整備したり、不足している部品を新規調達したりします。
要は「何を・いつ・どこへ・何台」動かすかを組み立て、現場ごとのクセに合わせて調整する仕事です。担当者お一人お一人と丁寧に向き合い、目の前の課題を着実に解決していくことが何より大切だと考えています。
頭も体もフル稼働しています。現場ごとに条件が違うので常に「次の一手」を考えながら、全国の現場を飛び回っている感じですかね。需要は全国にあるため週1回以上は出張しており、出張をはしごすることもあります。私はほぼ倉庫か顧客先(設置現場)にいて、本社オフィスに顔を出さない週もよくあります。
その他ですと、海外との関わりを重視したいという方にとってはチャンスがある会社かもしれません。年に1回冷熱関係の大きな展示会がアメリカで開催されるのですが、クールレントは毎年のように来場者として情報収集のために参加しているからです。直近では欧州やアジアにも新製品のリサーチで出張しました(ただしビジネス自体は日本国内のみ)。
新しい場所や出張が好き、フットワーク軽く動きたい人にはぴったりですよ。
「助かった!」と感謝されたり、「え、そんなに早く復旧できるの⁉」「うちの常設設備より快適じゃん」などといい意味で驚かれた瞬間でしょうか。そんなリアクションを頂くと、苦労が一気に報われます。
また現場ではトラブルがつきもので段取り通りに進まないことも珍しくありません。そんなときお客さんや協力会社さんとの間に生まれる「一緒に乗り切ろう!」という一体感や乗り切った後の達成感は格別です。
まだ立ち上げ期の会社なので、カルチャーは社員みんなで “いま作っている最中” という感じです。
今の空気感は親会社のワックに似ていて、テキパキ動くけれど和気あいあい。冗談も飛び交う中で、誰かの困りごとにはすぐ手を差しのべる人が多いですね。
「まず完璧な企画書を用意してから発言せよ」という感じではなく、ラフでもいいから声を出して一緒に形にするスタイル。業務プロセスもこれから整えていく段階なので、チーム前提で動ける人には居心地が良いと思います。
困りごと解決と出張が好きな方にはぴったりの会社です。
また、お客さんが緊急事態で焦っていることも多いのでホスピタリティを発揮して安心感を与えられるような人が向いているのかも。そして出張を楽しめる方ならクールレントはぴったりです。
メッセージとしては、事業はまさに拡大期。立ち上げ→拡大と変化のフェーズを一緒に味わえます。少しでも興味が湧いたら気軽に連絡してください。現場のリアルを包み隠さずお話しします!
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